面接ではソクラテスに負けるな!
大昔にソクラテスさんはもうお亡くなりになりました。
ですが、私はたまにソクラテスさんに出会ったような気になります。
まず前知識としてソクラテスをおさらいしましょう。
彼は兵士として数々の戦で軍功を挙げるが、アテネでは奇妙な行為が噂され始める。
なぜ?
バイト終わりに誰かに電話がしたくなっても誰も出てくれないし、起きてから昼になってもラインが一件もこないから究極に寂しくなってしまったのでしょうか。違います。
ソクラテスは”自分が他の人より賢いとすれば、それは自分の無知を自覚しているからだ”と若者たちに語る。
そして対話の中で、相手が何かについて(例えばりんご)知っていると主張するとソクラテス自身と同様に相手も実はりんごについて何も知っておらず無知だという事を証明させる。
その後、ソクラテスは多くのアテネの若者を惑わせたとして処刑された。
このようなに突然声をかけて論破されるなんてロジックレイプだ!と思いましたがそれと同時に身近なところでも見かけているのではないかと思いました。
ついこの間、インターンの選考で個人面談をしました。
その時に私は面接官、またの名をソクラテスを前に自分が何ごとについても知らない未知で未熟である考えしか持たない一介の大学生なのかなぁと惑わされました。
ソクラテス(面接官)の前では学生時代頑張ったこと、自分のアピールポイント、インターンに参加した理由などを口に出した瞬間、陳腐で薄っぺらくて世間しらずの小娘の戯言に聞こえる。
そしてソクラテスは追い打ちをかけ、”なんでそう思ったのですか?”と対話を通して小娘の自信を徐々に剥がしていき未知のレッテルを小娘のデコに貼る。
実際は未知のレッテルなんか貼ってないせよ、ソクラテスの前では自分の未知をとても感じやすい。
何たって数々の私たちよりも先に勝ち抜いた先輩。戦の経験や世間の動向を見る目なんて叶うはずはない。
でもそんな時いつも頭に浮かぶ言葉があります。
「自分以外は全員師匠」
この言葉に対する想いはたくさんあるのですが、ここでソクラテスを前にした時の大切にすべき想いを一部を書きます。
当たり前に自分以外の人間は自分と全く違うから、自分以外の他人には絶対に自分にはない優れた点があるし、反対に自分も他人には絶対にない優れた点を一つは持っている。
つまり、ソクラテスが持ってなくて私が持っている優れた点は必ずあるし、何もソクラテスだけが偉いわけじゃない!
人はみんな同じだけ尊敬される部分があるんだ!って私は信じています!
ちなみにこの言葉は私がとっても尊敬する方が教えてくださったのですが
きっと私はその方よりもジャニーズのことが詳しいし、ブログを継続してると思います。
途中からソクラテスが自分の未知を自覚してることは便宜上無視し、また哲学的なことについては言及していないですがそれについてはシンプルに私は理解できませんでした(笑)