19歳女子ホス狂がハマるホストの珍キラーワード
こんばんは。卒論しね。
「ちょ〜まじで聞いてくださいよ〜ぉ」て毎度会うたびに、
悩みを大声で打ち明けてくる19歳のかわいい女の子がいる。
バイト先がたまたま同じなんだけど、
毎度更新される悩みが気になりすぎて実は密かに「ちょ〜まじで聞いてくださいよ〜ぉ」を楽しみにしている自分がいます。
人の悩みを楽しみにするなんて、ばちが当たりますね。卒論しね。
そのAちゃんは、現在19才のフリーターで週6くらいで
アルバイトに励んでいる。
そして、その給料の大半をあろうことか、「ホスト通い」に溶かしている。
もちろん、悩みというのも「ホストのYくん」のことである。
目立つ女子グループにいるのに1人だけイシツブテみたいな顔してた中学時代、
教室で「ムーン・プリンセス・ハレーション!」とセーラームーンの必殺技を繰り出していた高校時代、
おしゃれと思ってきてたオレンジのニットのせいで影で「にんじん」と言われていた大学生活。
こんな学生生活を送っている私からすると、
19才で大学という同調圧力の温床、性の魔窟に通わずに
働いて、自分のお金で18才からたくましく生きるAちゃんは大人に見えました。
そして、なんとも
ホストに1人で通って、「担当のYくん」に貢ぎまくっていることにびっくり。
ホストの世界は、一度のぞいたことがありますが
私が知ってるような上澄みではなく、
ズブズブにはまっているAちゃんの話は毎回新鮮で。
先週までのAちゃんの「ちょ〜まじで聞いてくださいよ〜ぉ」のダイジェスト版をまとめると、こんな感じ。
1年前くらいにHくんというホストにはまっていた
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Hくんが黒髪にしたから泣く泣く、他のホストを探し回る
(ホストの替えどきは髪の毛なのか?)
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Hくんとは別の店で運命の相手Yくんに出会う
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Yくんを「担当」に指名してその店に通い始める
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通い初めて半年くらいでYくんの人気は急上昇
シャンパンタワーや「エース」と呼ばれるお客さんがつくようになる
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Yくんはお店でナンバーワンを目指すためにたくさんのお客さんにシャンパンタワーや「組数」を増やすようにお願いするようになる
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Aちゃんも応援しようと週1回通い、記念パーティ?には一本80,000円のシャンパンをおろすことも。(バイトの給料でそんな!?)
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そんなことをかれこれ8ヶ月以上続けてついにYくんは月の売上が2位までにアップする
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その成績発表のパーティでは「エース」勢がYくんを独り占めにして
古巣であるAちゃんの席にYくんが一度もこなかった
いまAちゃんは、Yくんへの怒りと失望、
「エース(売上を支える太客)の存在への劣等感、
席でずっとYくんを待っていた自分の惨めさ、
から元サヤホストのHくんの動画を見てしあわせを補給している状態。
そんな一連の悩みを聞いたわたしの第一声。
「そもそもなんでホストにいくの?」
「おまえに相談したのが悪かった。」きっとAちゃんは瞬時におもったでしょう。
でも本当にホストという存在がわからなかったんですよ。
なのでとにかく聞いてみた⇩⇩
Aちゃんいわく、
「ホストは彼氏ではないけど、とにかく好き好き好き好き」
あああ、ホストすげえ。
わたし「お店にいるときに他のお客さんが居合わせたり、タワーとか頼まれるのはどう思うの?」
Aちゃん「Yくんの売上があがるなら、なんでもいい。できるだけ貢献したいし、そのために私も通ってるから。」
わたし「でも、付き合いたいとかは思わないの?(ただの金づるじゃないのか…)」
Aちゃん「思わない。彼氏とは違うから。」
わたし「そうなんだ。今回みたいなひどいことをされてもYくんに貢ぎ続けるの?」
Aちゃん「たぶん…。だってYくんはずっと言われたかった言葉をかけてくれたひとだから…。」
わたし「え?そんな深い理由があったんやね。なんて言われたの?」
Aちゃん
『他店行ったら殺すからな、ファック by Yくん』
わたし(wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)
我慢しました。ップ。
Aちゃんは毎回真剣に話してくれてるのだけど、
なかなか私はホストに貢ぐことを理解できない。
まだまだホストの世界は奥がふかく
学びの途中です。
ちょっとまだまだ書きたいことがあるのですが
そろそろやることがあるので止めておきます。そう卒論しね。
おやすみ